ご無沙汰してます、大市民です。
今年もおかげさまで、1年間を無事に過ごすことができました。
ご縁のある全ての方々に感謝したいと思います。
さて、今年も残すところあと僅かですが、来年をどういった1年にするのかを、自分の中で確認しておく時期です。
流れのまま楽に生きるか、あるいは面倒臭いことをあえて選ぶのか。
齢を重ねると、あらゆる欲から遠のいてしまい、ここ最近は毎日をのほほんと過ごしがちになってしまっています。
これではイカンと思いつつも、自由な生活と怠惰な生活は隣り合わせでもあり・・・。
しかしながら、私にとって来年は変化の年です。
新年から、私はある会社の専属トレーダーとして、初めて自分の為だけでなく、人のため、会社の利益のためにトレードを行う環境に身を置くことになります。
およそ10年ぶりに社会と繋がることに喜びを感じています。
そして・・・
FXのレバレッジが10倍に規制される
2017年9月27日、日経新聞からこのようなニュースが出ました。
金融庁がFXのレバレッジを引き下げる検討に入っており、現行の最大25倍から10倍程度に下げる案が有力という内容です。
そして最新の情報として、その規制対象が“店頭取引”に限定されるのではないかと言われています。
FX取引には“店頭取引”と“取引所取引(くりっく365)”の2つがあります。
今、私たちが行っているのは“店頭取引”であり、つまり今回の規制の対象になる事は間違いありません。
「だったら取引所取引(くりっく365)をやればいいじゃないか」と言われそうですが、話はそう簡単ではありません。
問題は、そのスプレッド(手数料)の大きさです。
GMOクリック証券やヒロセ通商を例として、いわゆる店頭取引での主要通貨のスプレッドの相場は以下の通り。
ドル円・・・・0.3銭
ユーロ円・・・0.5銭
ポンド円・・・1〜1.3銭
一方、くりっく365のホームページを確認したところ、主要通貨のスプレッドは現在、以下のようになっています。
ドル円・・・・3銭
ユーロ円・・・3.5銭
ポンド円・・・5銭
つまり、ドル円のポジションを一回持てば、それだけで3pipsのマイナスとなり、ポンド円にいたっては5pipsのマイナスになるということです。
そうなると、月平均150〜200pips程度しか獲得出来ないような手法では、スプレッドで利益をごっそり持っていかれて、実入りが少なくなってしまいます。
例えば一ヵ月に平均20回程度ポジションを持つとして、月に80pipsほどのスプレッドを取られる計算になるでしょうか。
そうすると最大ドローダウンも膨れ上がるし、資産構築の手段としては、もはや現実的・効率的ではなくなってしまいます。
かといって、これまで通りスプレッドの狭い店頭取引を行い、レバレッジ10倍で運用しようとしても、それはそれであまりにも資産構築に時間がかかり過ぎます。
レバレッジ規制を打破するために
来年度から、ほぼ確実に実施されるであろうレバレッジ規制を打破するための対策は、二つあると考えます。
一つは、平均獲得pips数の底上げをすること。
月平均300〜400pips程度の成績が期待できる手法であれば、スプレッドの影響も相対的に少なくなり、結果的には最大ドローダウンも抑えることが出来ます。
そしてもう一つは、ポジションを持つ回数を抑えること。
これはたとえスプレッドが広くても、レバレッジ25倍を生かせる取引所取引(くりっく365)を使う場合に特に重要になってきます。
そろそろ結論を。
レバレッジ規制がどの範囲まで適用されようとも、もはや無裁量、あるいは無裁量に毛の生えた程度の手法では、資産構築はおぼつきません。
少しでも早い段階で資産を構築するためには、一段高いレベルのトレードを身に付けるしかないというのが私の結論です。
さてそうなると、私としては教え子の皆さんに対して最後に道筋を用意する必要があります。
そのためにケジメとして、レバレッジ規制など物ともしないレベルの成績を残すための実践セミナーを最後に行うことを決めました。
そうです。
私は来年を、あえて面倒臭い1年にしようと決意したわけです。
具体的なスケジュールや費用、その他詳しい事は3日後の19日にメールで配信する予定なので、興味のある方はチェックしておいて下さい。
それではまた。
ありがとうございました。
| 2017年12月16日FX関連